詩という隘路

「 航 跡 」


午前のしばらくは快晴だそうだ

まばゆい光が散乱する冬空に

一筋の切れ込みをみつけた

傷は普遍であるとそれは

その航跡は告げていた

あの遙か高みから

とても美しく


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