「 見てください 」2017年02月05日 09:17

「 見てください 」


こころに浮かぶことばを  
漫然と書きちらして  
それがなんだというのだ  
  
こころが垂れ流すことばに  
みさかいもなく媚び甘えて  
それがどうだというのだ  

見えるものを見ているだけじゃないか
見ているだけでなにひとつ見てやしない
見ていないからこそことばに寄りかかる

見ることはたやすいわざだと 
いつから誰の尻馬に乗ってしまったのか
そんなものに付着するものがことばだと信じているのか

そんなすかすかの符牒あわせで
どの扉を開けたと言い募りたいのか
開いた扉がいったいどこにつながっていると言うのか

つぎはぎだらけの背景が広がっているだけじゃないか
ことばはすでにことばの比重を保てない
ことばはことごとくのっぺらぼうな相貌で嗤笑している

それはもはやことばじゃないじゃないか
それはおれを打ち据える石じゃないか
それはきみを追放する礫(ツブテ)じゃないか

見たいものだけで己を飾ろうとみつくろって
その装いの迷路に閉ざされ
怯えているちっぽけであわれなこころ

つぎはぎだらけの背景にさまよいでても
沈む景色で視界は遮(さえぎ)られるばかり
見ることとは見えることじゃないと初めて気づいたとき

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つれづれにしたためた作文を投稿させていただきます。本人は「詩」を書いているつもりですが,、恥ずかしながら「詩」とは何かがわかっているわけではありません。

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